【実体験】低学歴が転職で高給になるために試してきたことを公開

低学歴でも転職で年収UPできる
悩み
転職して給料をあげたいけど、低学歴だと転職はむずかしいだろうなぁ。

私も昔はそう思っていました。

就活や第二新卒での転職活動のときには書類選考は通らないし、面接でも高校休学の話ばかり。

営業成績が悪いときには低学歴が原因だと言われたこともあります。

学歴コンプレックスが大きくなり、転職なんてできる訳ないと本気でおもっていました。

でも、実際はそんなことはありません!

低学歴であっても転職によって給料をあげていくことはできます。

実際に高校休学→通信高校卒業→Fラン大学卒業という私も、転職をして200万円の年収UPに成功した経験があります。

しかし、転職に失敗するケースがあることは確かです。

でも実は、転職に成功する方法はシンプルなんです。

世の中にトレンドがあるように、転職市場にもトレンドがあります。

そのトレンドを利用して、転職需要の高いジャンルにシフト(変更)していくのがおすすめです。

とはいえ、いきなりがっつりシフトするのは大変なので『業種か職種』のどちらかを小さくシフトします。

じつはこれだけで年収アップできます!

実際に私は『不動産営業からIT営業』にシフトしただけで年収250万円UPしました。

いまの時代は、このシフトする転職の成功率が高いです。

さっそく転職エージェントに登録をして、実例を聞いてみましょう!

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これまで4回転職してきておすすめする転職エージェントは以下の通りです。

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目次

低学歴が転職で高給になるための3ステップ|おすすめエージェントの紹介

結論からお伝えします。

低学歴リーマンが転職で年収をあげるためにやる3つのことはこちらです。(↓)

1ステップずつ紹介していきますね。

step1 転職エージェントに登録&相談する

転職エージェントに相談することからキャリアアップ人生が始まります。

まだ転職エージェントに登録していない人や転職するのはまだ先だ!と思っている人も必ず登録しておきましょう。

なぜ転職エージェントや転職サイトに登録をしたほうが良いのか。

理由は2つあります。

  1. 転職需要の高いジャンルの情報を知るため
  2. 転職市場での自分自身の価値を知るため

1.は転職に成功しやすい業界や職種はどこなのか?
2.は転職に成功しやすい人と比較していまの自分はどうなのか?

を第三者からコメントをもらうことに意味があるからです。

転職で年収UPをするためには何をやらなくてはいけないのかを知りましょう。

私がおすすめする転職エージェントや転職サイト、転職サポートサービスを紹介します。

転職エージェントは少なくとも3つ以上は登録することをおすすめします。

「え〜、3つもめんどくさい。」と思う人もいると思いますが、自分にあったエージェントを見つけるためです。

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step2 転職需要の高いジャンルの情報をあつめる

転職で成功するためには、このステップが一番大事です。

ここですべてが決まると言っても過言ではありません。

転職に成功しやすい業界や職種はどこなのか?

いまどんなビジネススキルをもった人が転職に成功しているのか?

この情報を徹底的に調べます。

徹底的に調べると言うと、大変そうなイメージがあるかもしれませんが大丈夫です。

step1で登録した転職エージェントや転職サイトをつかいましょう。

▶︎転職エージェントで調べる場合

エージェントと面談したときにこんな感じで質問してみましょう。

『いまはどんな業界が成長していますか?』

『その業界ではどんなビジネススキルをもった人が募集していますか?』

『私の持ってるスキルはどんな業界で活かせますか?』

ちなみに、面談したエージェントがこの質問に答えられなかったり、不親切な対応だった場合は危険です。

転職活動を一緒にやっていくには頼りないエージェントです。

別のエージェントに変えてもらえないか相談するか、エージェント会社を変えましょう。

▶︎転職サイトで調べる場合

転職サイトでも簡単に調べる方法があります。

求人検索の画面で、年収条件の部分に希望年収を入れて検索するだけです。

年収条件画面

検索した結果をみて、どんな業界や業種が多いのかを調べてみてください。

ある程度の傾向が見えてきます。

この方法が大変だなと思う人は、転職エージェントに聞くのが一番ラクです。

step2では、情報を集めてシフトしていく業界や職種が決まったら完了です。

次のステップに進みましょう。

step3 準備をしっかりして転職活動をする

step3はいよいよ転職に向けた準備と活動をしていきます。

その方法は次の章でひとつずつ紹介していきますね!

低学歴が転職するのに必要な具体的な対策

転職を成功させるためには、準備をしっかりしていく必要があります。

準備する具体的なことを6つにまとめました。(↓)

転職を成功させるための準備

これも一つずつお話していきます。

その1 在籍しながら転職活動をすべし!

転職活動をするために、いま働いている会社を辞めてしまう人がいます。

わたしはあまりおすすめしません。

たしかに在籍しながら転職活動をするのは時間がとりづらいので大変です。

それでも会社を辞めて転職活動をすることをおすすめしない理由は2つあります。

次の会社がいつ決まるかわからないから。

いまの会社でスキルを磨けるから。

次の会社がすぐに決まれば良いですが、もし2ヶ月経っても3ヶ月経っても新しい会社が決まらなかったらどうでしょう。

すごく不安になってきますよね。

この不安な気持ちが転職活動に良くない影響をあたえてしまいます。

採用を早くもらいたい気持ちが強くなってしまって、面接などで焦りがでてしまいます。

自己アピールがうまくいかなくなります。

またもう一つの理由の『いまの会社でスキルを磨ける』についてです。

転職活動のなかで色々な会社や人と話をしていくと、業界をシフトしていくにはまだ少しスキルが足りないと感じるときがでてきます。

そのときに、もう少しスキルアップするために転職時期を2、3ヶ月後にしようとしたときに在籍していると安心です。

こういった理由から、在籍しながら転職活動をすることをおすすめします。

その2 他人よりちょっと得意なことを見つけるべし!

これは『自己分析』のことです。

わたしがおすすめする自己分析の方法はシンプルです。

一般的な自己分析にひとつだけプラスしてみてください。

それは、これまで働いてきた会社の上司、部下、先輩、後輩、取引先にこう質問をします。

『わたしに向いてる仕事は何だと思いますか?なぜそう思いますか?』

これは、仕事の上で自分が他人からどう見られているのかを知ることができます。

そして、この質問の結果、答えが多かったものがあなたの得意なことなのです。

わたしの経験上、その答えにあなたはピンとこないかもしれません。

理由は、自分自身が向いていると思っていることは得意であるとは限らないからです。

わたしは昔、この質問をしたところ『人前で話すこと』という答えが多かったです。

でも、わたしは人前で話すのは緊張するし、とても苦手でした。

でも周りから見ると違うのです。

ひとつだけ忘れてはいけないのは、転職活動で評価してくれるのは他人であることです。

自分が得意と思っていることをアピールするだけではなく、他人が向いてると思っていることもアピールしましょう。

このアピールが評価される可能性が高いです。

その3 足りないビジネススキルを補うべし!

転職エージェントや転職サイトからあつめた情報をつかいます。

転職したい業界に必要なビジネススキルを身に付けていきます。

ビジネススキルを身に付ける方法は、下記の方法がおすすめです。

サイクル

本を読む→実践する→失敗するの繰り返しです。

本を読むだけも、実践するだけもダメです。

本で知識をつけて、実践して失敗して知恵にかえます。

また、いま働いている会社で身に付けられるスキルならば、今のうちに身に付ける方法もおすすめです。

私が不動産営業からIT営業に転職するタイミングでは、

IT関連の資格勉強をした

在籍していた会社のIT部門の仕事を手伝った

協力会社のITシステムの提案をしてみた

といったような対策をして、ここで学んだ情報を面接などで話していました。

目的は転職をするためなのであまり難しく考えすぎないでください。

基本が身につけば大丈夫です。

その4 選ぶべき会社の基準をつくるべし!

これから転職エージェントからの企業紹介や転職サイトからのスカウトが始まります。

そのときに選考を受けるか受けないか基準をつくっておきましょう。

なぜ基準をつくっておくと良いかと言うと、転職活動に迷いがなくなるからです。

別の章でも詳しく紹介しますが、選考をうける会社の知名度や働く環境だけで転職先を決めるのはおすすめしません。

あと、給料だけで決めるのもおすすめしません。

今この瞬間の転職条件が良かったとしても、5年後、10年後も同じ条件であるかを見極める必要があります。

わたしの周りにも給料につられて転職した友人がいますが、殆どの友人が仕事がきついと言って、1〜2年の間に転職をしています。

そうならないためにも、選ぶべき会社の基準をつくっておきましょう。

ちなみにわたしの『選ぶべき会社の基準』は、こちらです。

5年後、10年後にその業界は成長しているか?

その会社の強みはライバル会社に真似されないか?

自分が得意とするスキルを活かせるか?

自分と同じような立場の転職者は活躍しているか?

あなたの基準をつくってみてください。

その5 職務経歴書に時間をかけるべし!

転職の場合は、履歴書より職務経歴書が重要になってきます。

重要な理由は2つあります。

経歴書は人事担当者が初めてあなたを知るもの

経歴書をつくるとあなたのビジネススキルを整理できる

職務経歴書をつくるときのポイントは、「あの部署のこのポジションで働いてもらいたい」と具体的にイメージしてもらえるように経歴書をつくることです。

なぜかというと、そのイメージを人事担当者に持ってもらえると書類審査に通りやすくなるからです。
(ちなみに、職務経歴書が良くなると、転職サイトのスカウトメールの数も増えます。)

それに、面接してくれる人も、あなたのこれまでの経歴とマッチした人が出てきてくれるので、アピールすることが伝わりやすくなります。

これまで営業をやってきた人が、システム開発部門の責任者にアピールするよりは、営業部門の責任者にアピールした方が伝わりやすいですよね。

職務経歴書をつくるのは大変です。

でも時間をかけるだけの価値があります。

そして、面接官の反応をみて、アピールがつたわるように何度も何度も作り直していってください。

職務経歴書に時間をかけるのは絶対です!

その6 面接対策をするべし!

面接対策をしていない人が意外と多いです。

履歴書と職務経歴書をつくって、志望動機を考えたらいざ面接へ!

ブラック企業から超ブラック企業へ転職した頃のわたしがそうでした。

もし面接対策をしていない人がいたら、下記にあることをやってみてください。

ポートフォリオをかならず持っていくこと!

会社のことを調べること!

面接の最後に自分の印象を聞くこと!

▶︎ポートフォリオをかならず持っていくこと!

ポートフォリオとは、『自分の作品集』のことです。

ポートフォリオは、職務経歴書に書いたことの証明になります。

ポートフォリオはデザイナーがよくやる方法なのですが、じつはデザイナー以外にも使える方法です。

あなたのスキルを面接官により知ってもらうことで、採用率がぐっと上がります。

営業マンのわたしは、自分でつくった顧客分析シートや提案書などをポートフォリオとして持っていきました。

もちろん会社名などの情報は削除していきましたが、これによって私の営業レベルを知ってもらえました。

面接では基本的には言葉のやりとりになりますが、手元にポートフォリオがあると目に見せてアピールすることができますので、面接に持っていくことをおすすめします。

▶︎会社のことを調べること!

これから面接をうける会社のことを、どこまで調べているでしょうか?

下記に書いてある項目にすくなくとも5個以上の✔️が入ると安心です。

  • 会社ホームページを隅々までチェック(リンク先もすべて確認する)
  • 採用情報は中途採用と新卒採用の両方をチェック
  • プレスリリースなどのお知らせ情報をチェック
  • SNSをチェック(Twitter、YouTubeなど)
  • 転職クチコミサイトのチェック(openwork、Lighthouse、転職会議など)
  • IR情報をチェック(公開企業の場合)
  • 転職先候補会社が過去に話題や炎上になった情報をチェック
  • 転職先候補の会社が属している業界動向をチェック
  • その業界の課題をチェック
  • その業界の課題の解決策をチェック

この対策は少しだけ大変かもしれません。

でもこれも効果は大きいので頑張ってみてください!

▶︎面接の最後に自分の印象を聞くこと!

これは2回目以降の面接に役立つ対策です。

面接をすると、たいてい最後に「何か最後に確認しておきたいことはありますか?」などと面接官から聞かれます。

そのときに、このように聞いてみましょう。

実際に面接をしてみて、どうだったでしょうか?

すると面接官から、

◯◯さんのご経験は、こういったところに活かしてもらえると思います。

弊社には△△のような課題があって、そこを補ってもらえる即戦力を募集しています。現状お持ちのスキルでは弊社が期待している内容ではないかもしれませんね。

などといった回答がもらえます。

転職はスキルや人格だけでなく、タイミングや相性が採用不採用を分けます。

なので、面接に失敗したとしても、次に活かしていく行動が大切です。

低学歴20代が4回転職して知った転職失敗5つの原因

転職に失敗するのは原因がある

ここまでは、転職に成功するためにやるべきことを紹介していきました。

ここからは、転職に失敗する可能性が高い5つの原因を紹介します。

低学歴20代のわたしが4回転職して知った転職に失敗してしまう原因はこの5つです。

  1. 会社の環境条件で転職先を選んでいる
  2. 業界の成長性を見て会社を選んでいない
  3. 周りの意見に左右されてしまう
  4. 自分のやりたいことがわからない
  5. 面接で遠慮して言いたいことを言えていない

一つでも該当することがある方は、今のままでは転職に失敗するリスクが高いです。

一つずつ説明していきますね。

①会社の環境条件で転職先を選んでいる

転職は「転”職”」です。「転”社”」ではありません。

ここを勘違いして転職に失敗してしまう人が多くいます。

やっぱり上場企業が良いな。周りにも自慢できるし

この会社テレビで取り上げられてたな。応募してみよう

六本木ヒルズにオフィスがあるんだ。格好良いな

こんな気持ちで転職先を選んでいないでしょうか。

わたしはこれまで4回の転職で計5社の大中小規模の会社で働きましたが、働いた5社の中には上場したベンチャーやそれこそ六本木で働いたこともありました。

しかしそんなものは、1ヶ月もすると慣れてしまって仕事への何のモチベーションにもなりませんでした。

それよりも、「仕事が楽しい・やりがいがある」だったり「自分の居場所を感じられる」方が何倍もモチベーションが上がりました。

たとえば自分がいないと業務が回らないような状況は、プレッシャーを感じる部分もありますが充実していました。 

会社の知名度やオフィスの環境などはすぐに慣れてしまいます。

もっと欲が湧いてきて、やがて転職した当時に満たされた条件は、すぐに不満に変わっていきます。

「転”社”」という転職をしてしまうと、やがて慣れて不満になり、またすぐに転職したくなってしまうのです。

このやり方では、なかなか年収を上げていくことは難しくなります。 

転職は「転”社”」ではなく「転”職”」を必ずしていきましょう!

②業界の成長性を見て会社を選んでいない

転職をするときは、転職しようと思っている業界について調べる必要があります。

このことについては「転職の思考法」という本の中で分かりやすく説明されています。 

転職アドバイザ
金融業界の人間が20代で2,000万円稼ぐ一方、ウェディング業界の人間は30代後半でも200万円で働いている。両者は同じぐらい忙しいのに給与は10倍違う。なぜだと思う?それには業界の「生産性」が関係している。生産性とは、その業界にいる人間が平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているかだ。一人あたりの粗利に該当する。給与の期待値は、この業界の生産性に最も大きく影響を受ける
転職アドバイザ
例えば、日本の一人当たりのGDPは約400~500万だが、これを産業別で見たときに、GDPが一番低い業界と高い業界では、最大20倍近い。この差を一人当たりの粗利で考えたとき、一番低い業界の一人当たりの粗利が1,000万円だとしたら、一番高い業界では2億円である。粗利は給与の原資なので、給与に差が生じることになる
転職アドバイザ
全員が金融業界で働きたいとは思わないだろう。そういうった時は、その業界が伸びているか、伸びていないかを見る

という会話です。

私はこの本を読んで、改めて給与の違いがなぜ起こるのか認識できました。

その転職先が属する業界を知る意味があることに気づけます。

次に疑問に思ったのは、でもどうやってその業界や企業が伸びているか伸びていないかを見極めれば良いのか?ということでした。

方法1、複数のベンチャー企業が参入して、各社が伸びている業界に注目する

方法2、既存業界の非効率を突くロジックを持っている企業か注目する

この2つの方法が紹介されていて、このように(↓)にまとめられています。

転職アドバイザ
業界が30年以上続いていて、かつその業界の中に非効率があり、まったく違うアプローチで攻めている事業を持つ会社。そのロジックが正しければ、その企業は成長する

言ってることはわかりますが、ちょっと自分で判断するのは難しいですよね。

当時のわたしの思考はこんな感じでした。

  • 業界が30年以上続いている
    →これは自分で調べられるな。
  • その業界の中に非効率がある
    →非効率って不満や課題のことかな。webで調べればなんとなくわかりそうだな。
  • まったく違うアプローチで攻めている事業を持つ会社
    →強みを持っている会社って意味かな。うーん、どの会社も同じような事をやってるように見えるなぁ。
  • そのロジックが正しければ、その企業は成長する
    →ロジックが正しいかどうかはわかんないなぁ。

こんな感じでした。

わたしのように、ちょっと難しそうだなぁとか、調べるの面倒くさいなぁと言う方は、一番楽な方法としては転職エージェントに相談するのが良いです。

給料の面もありますが、成長している会社で働くと社員も力がみなぎっていて非常に楽しいです。

またそういう業界や会社は課題が沢山ありますので、自分で考えた解決策が採用されるケースも増えてきてやりがいを感じられます。

こういったことからも業界の成長性も意識していきましょう。

③自分の思いが周りの意見に左右されている

ちょっとだけ転職とは違う話になります。

わたしたちは生きていく中でたくさんの『選択と決断』をしてきました。

 そのなかには、高校受験(早い方は中学受験)、大学受験、就職、転職、結婚など、その後の人生を左右する選択と決断がありました。

 わたしはこの大きなイベントの中で、高校受験と就職の選択と決断を親にしてもらいました。

その結果どうなったかと言うと、

高校は休学&通信高校に転校

就職はサポリーマンになって2年で転職

となりました。

わたしは親の選択と決断が間違えていたということを言いたのではありません。

自分の思いがない選択と決断をしてしまうと、うまくいかない事が多いということです。

うまくいかない原因をこれまでのわたしの失敗から考えると、『うまくいかなかった時に人のせいにできてしまうから』だと考えています。

つまり、人のせいにするという逃げ道を常に持っているからなのです。

人は常に自分が正しいと思いたい

ここら辺りで話を転職に戻しますね。

自分の思いで選択と決断をした選択肢は、自分を正当化するために必死になれるのです。

うまくいかなかったときに、あいつはバカな選択をしたなと思われたくないからです。

私が3社目の会社を選んだ理由は、初めてその会社の求人を見た時に「あっ、この会社で俺は働くんだろうなぁ」と直感的に思ったことでした。

それだけの理由です。

しかし、周りの家族や友人からは猛反対されました。

なんたって25歳にして3社目の転職に挑もうとしているのですから。

何やってるかよく分からないし怪しいよ

ベンチャーなんてすぐに潰れるよ

いまの会社でもう少し頑張りなよ

かなりの反対っぷりだったので、さすがにわたしも不安になってきて、転職エージェントにも相談しました。

するとエージェントからはこんな回答がありました。

エージェント
そうですか。あなたの人生ですから、最後に決めるのはあなたですよ。

この一言を言われたときに高校受験と就職のときに失敗した事を思い出しとても怖かったですが、自分の思いを信じてこの会社に入社することを決めました。

これも結果論になってしまいますが、その選択と決断の結果どうだったかと言うと、資産数十億を築いた経営者からビジネスを学ばせてもらったり、起業やフリーランスで活躍する仲間とも出逢えました。

わたしもその会社で初めてキャリアに有利になる営業としての実績を作る事ができました。

その会社は転職してから3年後に上場も果たし、非常に有意義な時間を過ごすことができました。

あなたも自分の直感を信じて「選択と決断」をしてみてください。

④自分のやりたいことがわからない

私は20代〜30代前半まで、「あおいちさんは将来どうなりたいの?何をやりたいの?」と聞かれるのが大の苦手でした。

そんなのわからん!状態だったからです。

それが分かってたらそれに向かって動いてるわ!

将来どうなりたいか決めてなかったら働いちゃいけないのか!

だいたいアンタはいま夢を実現させてんのか?

しかし、このことを聞かれる事があまりに多くて、年齢を重ねていくうちにちゃんと考えた方が良いのかなぁーと思うようになり、自己分析をすることにしたのです。

自己分析をしてみる

結局自己分析をしてみても、やっぱりやりたいことは簡単には思い付きませんでした。

そんな悩んでいる時期に、なんの本だったか忘れてしまったのですが、好きな事を見つける方法として2つ紹介されていました。

好きなことを見つける2つの方法

  • 方法① 何をやりたいのかはわからないけど、ストレスを感じる仕事と感じない仕事を書き出してみる
  • 方法② 周りから得意と言われるが自分ではピンとこないことは何か考えてみる

▶︎方法①

わたしが社会人になってストレスなくできるようになったことは、

  • 営業として商品・サービス説明をすること
  • 提案書を書くこと
  • 出張に行くこと
  • 知識をインプットすること

などです。

逆にストレスを感じてしまうことは、

  • 経費精算のような単純作業
  • 外出できない仕事
  • 会社の飲み会や接待

などです。

こんな感じでまずは何も考えずにひたすら書き出してみて、ストレスを感じることと感じないことを整理してみてください。

ある程度書き出したら、「なぜ提案書を書くことがストレスなくできるのか」、「なぜ会社の飲み会や接待にストレスを感じてしまうのか」など、その理由がわかるまで分析をしていく方法です。

その理由が、あなたの転職先の会社を選ぶ時の大事な判断材料になります。

▶︎方法②

「やりたいこと」ばかり追いかけず、自分に向いている向いていないの見極めも重要です。

このことを考えるのに参考になる動画がありますので紹介します。

https://youtu.be/eNXn9nBTQmI

▶︎動画の要約

林先生はこのように言っています。

「やりたくて向いてる仕事」が一番良い。しかし、「やりたくないけど向いてる仕事」がうまくいくこともある

この動画を見て驚いたのですが、林先生にとって塾講師は「やりたくないけど向いてる仕事」なのだそうです。

そして、ベストセラー本を出している林先生ですが、過去に1冊だけ「やりたい仕事」として『自分が書きたい本』を書いたことがあるようですが、結果どうなったかと言うと、全くと言って良いほど売れなかったそうです。

「やりたくないけど向いている仕事」をするとストレスが溜まってしまいそうなので私は選択しませんが、仕事で成功をするための考え方の一つではあります。

やりたいことに加えて、自分に向いてる事、向いていないことも知るようにしましょう。

やりたいことを見つけたい方はこちらの記事をどうぞ(↓)

>>熱中できることを見つける方法|自分を可視化するツールが必要

⑤面接で遠慮して言いたいことを言えていない

①~④で自己分析してきたことを披露する面接での失敗原因についてお話していきます。

自分を良く見られたいと思って面接官に遠慮していませんか?

私はこの傾向がとても強かったです。

その方が面接官に良い印象を与えられると思っていたからです。

でもこの考え方は大間違いです。

逆に遠慮しないで発言する方が評価が高くなるのが現実です。

たとえば、面接での定番質問である志望動機を聞かれたとき、これから紹介する2人のどちらが採用される可能性が高いでしょうか。

採用担当者
「どうして弊社に入社したいと思ったのですか?」

御社の●●の経営理念に共感し、わたしもそのような会社で成長したいと思ったからです。御社で働かせていただけた際には、御社の成長に貢献するために一生懸命働きたいと考えています。

いまどきこんなド定番な回答をする人は少ないかもしれませんが、似たような回答をする人はいます。

もう一人の志望動機はこうです。

採用担当者
「どうして弊社に入社したいと思ったのですか?」

御社の経営課題は●●だと考えています。この経営課題を解決するには△△の対策を取らなければなりませんが、御社には■■という弱みがあり、現状この対策を行うことは難しい状態だと考えます。しかし私のこれまでの◆◆の経験を御社で活かすことで●●の経営課題を乗り越え、業界で圧倒的な存在になれます。その経験は御社でしか積むことが出来ないと考えたからです。

ちょっとまわりくどい言い方ですが、この言い方のポイントは3つあります。

▶︎ポイント① 相手の弱い部分をハッキリと伝えている

この部分(↓)
御社の経営課題は●●だと考えています。この経営課題を解決するには△△の対策を取らなければなりませんが、御社には■■という弱みがあり、現状この対策を行うことは難しい状態だと考えます。

こんなこと言ったら相手が怒ってしまうのではないか?と気になってしまいますが、そんなことはありません。

面接官は友達を探しているのではなく、会社の発展に貢献してくれる人を探しています。

会社の発展を邪魔している経営課題を把握して、その対策案まで提示してきている相手に怒るような会社だったらそんな会社には絶対に入らない方が良いです。

入社後は裁量権を与えてもらえず、やりたいことができない環境である可能性が高いので気を付けましょう。

▶︎ポイント② 自分の経験が活かせることを説明している

この部分(↓)
しかし私のこれまでの◆◆の経験を御社で活かすことで●●の経営課題を乗り越え、業界で圧倒的な存在になれます。

経営課題や弱み、対策案まで提示してきて、更にその対策案が自分の経験を活かすことでより現実的になると言われれば採用担当者はあなたを喉から手がでるほど欲しがります。

あなたが会社に入ることで、どんなメリットがあるのかをしっかり伝えるようにしましょう。

そのメリットが転職先の悩みを解決することに繋げるほど、転職成功の可能性が高くなります。

▶︎ポイント③ その会社でしか志望動機が当てはまらない回答をしている

この部分(↓)
その経験は御社でしか積むことが出来ないと考えたからです。

本番の面接ではもっと具体的に説明した方が良いですが、先程紹介した悪い例のように、どの会社にも当てはまるような動機はやめましょう。

採用担当者はイヤというほど聞かされていますので心に響きません。

採用担当者に理解してもらうポイント

  • 転職先の経営課題を伝えてしっかり調べていること
  • その経営課題を解決するには自分の経験が活かせること
  • どうしてその転職先の会社でないといけないのか

言いたいことを伝えることの大切さを理解したら、ぜひ面接で聞いて欲しい質問があります。

こちらの章で『実際に面接をしてみて、どうだったでしょうか?』と自分の印象を聞くことに加えて、こちらも面接官に聞いてみましょう。

聞いて欲しい質問

  1. 私と同じ立場で中途入社した方で、現在活躍している方はどのような部署でどのような業務に携わっていますか?
  2. 御社で一番活躍されている方はどんな人物で、なぜ評価されているか教えてください。

その会社で活躍できるイメージをあなたが持てたなら良い転職ができる可能性が高いです。

まとめ

今回のまとめ

今回の記事は、「低学歴が転職で高給になるために試してきたこと」についてお話ししていきました。

ここまでのお話を整理します。

  • 低学歴であっても転職によって給料をあげていくことはできる!
    しかし、転職に失敗するケースがあることは確か
  • 流行り廃りを利用して転職需要の高いジャンルにシフトしていくのがおすすめ
    いきなりがっつりシフトするのは大変なので業種か職種のどちらかを小さくシフトする
  • 低学歴リーマンの高給人生3ステップ
    step1 転職エージェントに登録&相談する
    step2 転職需要の高いジャンルの情報をあつめる
    step3 準備をしっかりして転職活動をする
  • 安心の大手エージェント
    マイナビエージェント
    →20代〜30代の転職サポートが強い
    リクルートエージェント
    →求人数、転職支援実績、顧客満足度No.1
    dodaエージェントサービス
    →求人数10万件と圧倒的、顧客満足度も高い
  • 低学歴向けエージェント
    第二新卒AGENTneo
    →フリーター/中退/高卒/中卒/早期離職など学歴不問で就業支援
    →ブラック企業を除外した働きやすい企業を厳選している

    ハタラクティブ 
    →完全に未経験でも正社員として就職できる求人をメインに紹介してくれる
  • 転職サイト
    ミイダス
    →7万人の転職者データから自分の市場価値(給料)が知れる
    →職務適性や個性、ストレス要因、合う上司のタイプなどを無料で診断
  • そのほかの転職サポートサービス
    退職代行Jobs
    →あなたの代わりに退職手続きをしてくれる
    →顧問弁護士監修の安心できる退職代行サービス
  • 低学歴が転職するのに必要な具体的な対策
    その1 在籍しながら転職活動をすべし!
    その2 他人よりちょっと得意なことを見つけるべし!
    その3 足りないビジネススキルを補うべし!
    その4 選ぶべき会社の基準をつくるべし!
    その5 職務経歴書に時間をかけるべし! その6 面接対策をするべし!
  • 転職に失敗する5つの原因
    ①会社の環境条件で転職先を選んでいる
    ②業界の成長性を見て会社を選んでいない
    ③周りの意見に左右されてしまう
    ④自分のやりたいことがわからない
    ⑤面接で遠慮して言いたいことを言えていない

最後に、「転職回数は多くても大丈夫」の証明

転職回数が多くても大丈夫

20代で転職が多いと、不利になるんじゃないかと心配になりますよね。

でもそれは、転職理由によるのです。

少し前の記事ですが、リクナビNEXTの記事の中で各企業の採用担当者に「転職歴、何回目から気になりますか?」という質問をしています。

その回答を見てみましょう。


出典:リクナビNEXT(転職回数が多いと不利?年代別の転職回数と採用実態

このように、転職回数というのは大きなマイナスポイントにはなりません。

やはり、転職理由や次の会社へ転職したときの貢献度によるものなのです。

わたしは自分自身にも言い聞かせていますが、過去を悔やんでいても仕方ありません。

いまから変わって、自分自身にスキルをつけていくしかないのです。

わたしはそれを自分に言い聞かせて20代後半から自分なりに努力をしてきました。

いまは中小のホワイト企業に入り、裁量権をもって自分がやりたいことの一つである新規事業企画をやらせてもらっています。

この新規事業企画では、スキルを付ければ組織に依存しなくても自分のビジネスをやって生きていくことも出来るようになります。

人はいつからでも変わることができますので、充実した仕事生活を手に入れるために動いていきましょう。

それでは今回はここまでとさせていただきます。



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