- 「やるかやらないか」ってどういう意味?
- 「やるかやらないか」って何をやれば良いの?
- 「やる」人の思考ってどうなってるの?
「やるかやらないか」ってどういうこと!?と悩んでいませんか?
実は、この記事を読んでもらえれば『成功した人生を送るために必要な考え方のやるかやらないか』を知ってもらうことができます。
なぜなら、わたしの同僚が実践して、現在はメディアで取り上げられる起業家になっているからです。
この記事では、わたしの同僚が成功するまでの下積み時代にやっていた「やるかやらないか」を紹介します。
記事を読み終えると、「やるかやらないか」を理解してもらえると同時に、私の同僚がどんな考え方や下積みを過ごしたことで成功した人生を送れるようになったかを知ることができます。
それでは内容に入っていきましょう!

「やるかやらないか」で“やる”を選ぶとどうなるのか

結論からお伝えします。
ということです。 そして、
この記事に出てくるバンドマンの成功体験から教えてもらった「やるかやらないか」は、「人から薦められたことを素直にやってみる」ということです。
人より多く「やる」を選択した人が勝ち残っていくという考え方です。
これから紹介していくバンドマンは、この「やるかやらないか」の「やる」を忠実に実行して成功していきました。
「やるかやらないか」って何をやれば良い?
彼とわたしは以前勤めていた会社の同僚でした。
わたし達が入社した会社の社長は、数十億の資産を一人で築いた人でした。
その社長の口癖が、「成功するしないは、やるかやらないか、それだけだ!」でした。
わたし達は社長に会う度にこの言葉を刷り込まれていたので、やるかやらないかが成功の差を生むというのは理解していました。
一方で、成功するために何をやれば良いのかわからなかったので社長に聞くと、「俺と同じこと、俺に言われたことをやれ」と言うのです。
成功したいなら、自分がこう成長したいと思う人の真似をすれば良いというのです。
これを「学ぶ」と掛けて「真似ぶ(まねぶ)」と言うそうです。
私たちはその日から、「社長がやっていること=社長が習慣化していること」と考えて、真似び始めました。
やるを選択した毎日は過酷
この社長が習慣化していることは、例をあげるとこんなことでした。(↓)
・メールの返信は必ずする
・社内メンバーの日報に毎日コメントする
・偉人の一日一話を毎朝読む
・毎日自分の行動を○△×で評価する
結構地味な内容ですよね。
この習慣を聞いてあなたはどう感じるでしょうか。楽勝じゃん!と感じますか、それとも、大変そうと感じますか?
これがやってみて気付いたのですが、やる事が地味なので全然楽しくなくて想像以上にやり続けることが大変でした。
それでも成功したい一心で、体調が悪くなろうと接待で酔っ払っていようと出張でホテルの到着が夜中になろうと、睡眠時間3時間の生活をとにかく続けました。
その結果どうなったかというと、社内の状況が良く分かるようになりましたし、社長からの評価が高くなりました。「あいつは頑張っている」という評価です。
ところが、私たちがやると決めた日から半年程度経ったころ、この習慣を続けていることで睡眠不足の毎日を送っているわたし達を見て、経営企画部がやらなくて良いという社内通達を出したのです。
その通達を聞いて私は、「やった!これで寝れる。俺は良くやり切った!」と大きな達成感を感じていました。
この日から私は社長と同じこと、社長から言われたことをやらなくなりましたが、半年間継続したことで社長の習慣や考え方をものにできたのです。この体験により、その後の私はどんどん成長していき次々と成功していったのです。
・・・・・となりたかったのですが、実際のわたしは同僚の中で最も出世が遅く、挙句の果てには、入社時にパソコンも敬語も使えなかったバンドマンの部下になっていたのです。
大きな差がついてしまいました。
バンドマンの「やるかやらないか」

ここからはバンドマンの「やる」についての話です。
なぜバンドマンがどんどん成長していったのかをお話します。
バンドマンの部下になって気付いたのですが、バンドマンは「社長と同じこと・社長から言われたこと」を、私が「やる」のをやめてからもずっと継続していたのです。
それだけでなく、
バンドマンはお客様から教えてもらったこと、後輩から教えてもらったこと、私を含めた同僚から教えてもらったこと全てに対して真似ぶをやっていたのです。
毎日1社飛込みをした方が良いとアドバイスされればそれを素直にやります。
誰もが怖がる社長に会った方が良いとアドバイスされれば次の瞬間にその会社に電話をして社長へのアポイントをやります。
飛込みも社長へのアポイントもうまくいかない事の方が多いですが、それでも彼はやるんです。何のためらいもなく「やる」んです。
なんで「やる」ことができるのか?
私は彼になんでそんなにやれるのか、どんな思考をしているのか聞いたことがありました。




この言葉の中に「やるかやらないか」の大切な要素が含まれていると思いました。
彼は自分自身が高卒でバンドしかやってきていないから、社会人の世界では周りのみんなが自分よりすごい人だと本気で考えていました。
彼のその考え方は何年経っても変わらず、私の上司になっても何のためらいもなく部下の私にアドバイスを求めてきたり、後輩に教えを求めていました。
バンドマンのもう1つの素晴らしい要素
それは、自分が理解できないことは分かるまでとことん聞くことです。
・なんで提案書はパワポで作らないといけないの?
・なんでそんな戦略を取るの?
・なんで昨日その会社に行ったの?
まるで子供のように、なんで?なんで?なんで?の繰り返しでした。
なんでって聞くの結構勇気いりませんか?こんなこと聞いて変な奴って思われないかな。
できない奴って思われないかな。って、心配になりませんか?
彼のこのスタンスはお客様に対しても同じでした。
・なんで売ってくれないんですか?
・なんでそんな課題があるんですか?
・なんでこの施策をやろうとしてるんですか?
ここでもなんで?の繰り返しです。
彼と一緒にお客様を訪問したとき、「なんで攻撃」をしてお客様に怒られてしまうのではないかと心配したこともありました。
もちろん「自分で考えなさい」とご指摘いただいたことはあったのですが、お客様も最後はちゃんと教えてくれるんです。
ある日バンドマンと一緒に接待をしていると、彼はお客様からこんなことを言われていました。



当時の私はお客様からそんなことを言われたことが無かったので大変驚きました。
気付かぬ間にこんなにも差がついてしまっていたんだなと改めて感じたことを覚えています。
わたしはその会社を辞めてしまったのですが、彼は新規事業に取り組み、いまでは起業をして代表を務めています。
新聞やテレビや本などにも紹介されるような事業に成長させています。
本当にすごい人だと心から思います。
彼の頭の中には周りの人たちから薦められたことは「やる」という選択肢しか存在しないのだと思います。
自分より先に試した人が良いって言ってるんだから良いに決まってるという考え方です。
そしてやってみて理解できなければ、理解できるまで相手に教えを乞うことができるのです。
彼が成功した「やるかやらないか」はこういう考え方だったのです。
ホリエモンの「やるかやらないか」


なんでいきなりホリエモンなの?と思った方もいると思いますが、実はこの記事を書こうと思ったきっかけが堀江貴文さん著書「後悔しない生き方」を読んだことでした。
この本です。(↓)
本のなかでこのようなことが書かれています。
これらのことを整理して、こうまとめられています。
「やる」を選択するということは、こういうことなのですね。
私たちはいますぐ何をすれば良いか?
①あなたが今までやりたかったけどやってこなかったことを5つ書き出してみましょう。
これは仕事のことでなくても大丈夫です。
「あの本を買おうと思ってたけど高くて買わなかった」
「ジムに通おうと思ってたけど行かなかった」
「転職したいけど勇気がでなかった」
など何でも良いので書き出してみてください。
②その中から1つで良いので「やる」を選択してみましょう。
どれでも大丈夫です。
やってみて、やってみた自分の感情がどうなるのか知りましょう。
この2つのことも「やるかやらないか」です。
まずはこの2つにチャレンジしてみてください。
「やるかやらないか」はあなた次第です。
まとめ


今回の記事では「成功した人生を送るために必要な考え方」についてお話してきました。
ここまで紹介してきた「やるかやらないか」について振り返ります。
・人より多く「やる」を選択した人が勝ち残っていく
・「やる」ことはやり続けることが必要
・わからないことがあったらわかるまで教えてもらう
・目覚ましい成果を上げた人や成功者たちの「現在の姿」ばかり見てはいけない
それではこの記事はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

