取引先を接待することになったけど、何をどうしたら良いかわからない。そもそもいまの時代、接待なんて意味あるの?
「接待かぁ〜、あ〜、憂鬱だなぁ〜」
はじめて接待をするときの正直な気持ちでした。
ただでさえ人見知りの私にとって、取引先の偉い人たちと食事をするなんて生き地獄でした。
そもそも、接待をする意味もわからなかったですし、何を準備すれば良いのかもわかりませんでした。
そんな私ですが、40歳も近くなってくるとそれなりに接待を経験することができました。
そのなかで感じた「接待の意味(目的)」や「接待マナー」について記事にしようと思います。
なぜなら、接待をしなくてはいけないあの憂鬱な気持ちがよくわかるからです。
誰か接待をする意味を教えてくれ〜
誰か接待の準備の仕方を教えてくれ〜
誰か接待当日の動き方を教えてくれ〜
こんなことを思っていたので、この記事がその解決に少しでも役にたてたら嬉しく思っています、心から。
参考にしていただけたら嬉しいです。
現在、新型コロナウイルスによって接待をする機会が減っています。
近い将来、この記事が役に立てる日々が戻ってくることを願います。
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営業接待とは
そもそも接待ってなんでしょうか。
ウィキペディアで調べてみました。
接待(せったい)とは
- (本来の意味)客をもてなすこと。
- (日本の企業において)取引先などを飲食店などでもてなすこと。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
接待の意味がわかったところで、次に『接待の目的』について検討してみましょう。
営業接待の目的


私が考える接待の目的は、シンプルに2つだと思っています。
①会社と営業をアピールする
②取引先と仲良くなる
お客様が商品を検討するとき、同じような商品をいくつも検討していることが殆どです。
いまの時代では、あらゆる商品において『商品の差』はほとんどありません。
価格も機能もあまり差がない場合、お客様は会社や営業マンを商品選定の評価対象にいれます。
そういったときに、より信頼できる会社や営業マンに仕事を依頼するのが当然の流れです。
そこに接待が有効になってきます。
【営業接待の目的①】会社と営業をアピールする
接待をすることで、普段の商談のなかで話しきれないことを、接待のなかでアピールすることができます。
たとえば他社との商談状況や、他社の商品で良いとおもっていることを聞いてみます。
普段なら教えてくれない情報も、お酒が入っていると色々教えてくれます。
そこで聞けた情報に対して、自社の商品のほうが良いですよ!とアピールできるのです。
【営業接待の目的②】取引先と仲良くなる
普段の商談のなかでは真面目で冗談も殆ど言わないようなお客様が、接待の場では変わります。
冗談を言ったりカラオケでハジけたり、そんなことまで教えてくれるの?といった情報をくれます。
ここで意気投合すると、そのあと接待という形ではなく個人的なお付き合いができたりもします。
そうなってくると、とても営業がしやすくなります。
たしかに、接待の最中は気を遣うので疲れます。
でもその分、得られる効果は正直多いです。
最近は、二次会、三次会まで行くお客様も少なくなってきたので、2時間頑張れば良いだけです。
私が接待をする時に、何を準備すれば良いのか、当日はどんな動き方をすれば良いのか迷いました。
そんな方のために今回は、「接待に必要なチェックシート」を作りました。
このチェックシートを作るにあたり、大手IT企業の幹部の方にも情報提供いただきました。
ぜひご参考ください。
営業接待に必要なマナーチェクシート


1. 接待目的の確認
- 新規提案
- 継続提案
- 誰かを紹介してもらう
- ヒアリング
※「接待=お客様と仲良くなる」だけでは無いことを意識できれば可
2. 接待前
①日程の調整
- 日にち
- 時間(お客様の就業時間を考慮)
※こちら側に候補日を任された場合は、2~3週間後ぐらいで調整
②参加者の確認
- お客様の参加人数
- お客様の参加者役職
- こちら側の参加人数
- こちら側の参加者役職
③お店選びでの確認
- お客様の好みを反映(お酒の種類、苦手な食事、地元など)
- お客様が帰りやすい場所(電車で一本など)
- 個室・半個室(静かな空間、会話が漏れない空間)
- 支払方法(カード利用の可否)
※お店の下見をすることはおすすめです
④ご案内の確認
- 接待ご案内状の有無
- 接待前日には、電話やメールなどでご挨拶
※最近ではご案内状を作る文化も少なくなったようですが、お相手が上位層の方の場合は作成しておくと安心です
⑤情報(ネタ)の確認
- 当日の会話のためのネタ準備
※SNSを使って情報を収集する方法も有り
3. 接待当日
①当日の接待前
- 15分前に店に到着
- 精算方法確認
- トイレ・喫煙場所の確認
- トイレを済ませる
- 二次会場所の確認
※二次会の場所は事前に調べておくのも良いですし、一次会付近で探すのも良いです
②お出迎え
- お店が分かりづらい場所にあるなどの際は、お迎えにあがりましょう
③お食事の中での情報収集
- 上記2-⑤で調べた情報をもとに会話をしながら情報収集しましょう
④お客様の飲み物、お食事に気を遣いましょう
- こちら側は、お酒に呑まれないように注意しましょう
- お酒による失言には注意です
⑤会計
- トイレに立つふりをして、すっとお会計を済ませましょう
※ご招待した場合でもお客様がお会計をしてしまうケースがありますので、注意が必要です
⑥迎車(タクシーの手配が必要な場合)
- お会計の時に、迎車の手配も合わせて行う。
⑦手土産
- 手土産が買えるお店の場合は、帰り際にお渡しできると喜んでいただけます
4. 接待後
接待の中で収集した情報をもとに、新たな企画提案を検討しましょう
新たな企画をご提案する際は、お客様は快くお時間をくださるはずです
ご紹介したチェックシートをつかって接待を乗り切りましょう!
営業接待のお店探しに役立つサイト
私がいつもお店探しに使っているサイトをご紹介します。
色々なサイトを活用しましたが、結局この3つに落ち着いています。
特に利用しているのは下記③です。
実際の利用者がおすすめを紹介してくれているので、わりと真実の情報が載っています。
あとは、①のサイトに載っているお店は、ちょい高級なお店なのでハズレがありません。
①大人のレストランガイド
「日経×ぐるなび」による 接待・会食 にぴったりのレストラン・個室居酒屋・隠れ家レストラン検索サイトです。


②こちら秘書室
約36,000人の秘書室会員が集うネットワークサイトです。


③Retty(実名口コミグルメサービス)
Facebookと連動した実名制の信頼度が高いグルメサービスです。
Facebookで繋がっている知人が紹介しているお店だと安心して利用できます。


どのサイトをつかっても失敗はすくないと思いますので、ぜひご参考ください。
まとめ


今回は「営業接待に役立つ情報」をお届けしました。
営業接待ができるようになったときに是非お使いください。
それでは最後にここまでのまとめをします。
まとめ
■営業接待の目的
①会社と営業をアピールする
普段の商談のなかで話しきれないことを、接待のなかでアピールすることができる
②取引先と仲良くなる
個人的なお付き合いができて営業がしやすくなる
■営業接待に必要なマナーチェクシート
- 接待目的の確認
- 接待前
①日程の調整
②参加者の確認
③お店選びでの確認
④ご案内の確認
⑤情報(ネタ)の確認 - 接待当日
①当日の接待前
②お出迎え
③お食事の中での情報収集
④お客様の飲み物、お食事に気を遣いましょう
⑤会計
⑥迎車(タクシーの手配が必要な場合)
⑦手土産 - 接待後
接待の中で収集した情報をもとに、新たな企画提案を検討
■営業接待のお店探しに役立つサイト
- 大人のレストランガイド
- こちら秘書室
- Retty(おすすめ)
接待は、お客様の状況やこちらの状況で色々なパターンがあり正解はありません。
しかし、基本的な準備は変わりませんので、是非ご参考ください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。