今回の記事は、「オマエ軽いな〜」とか「浅いな~、君は」と言われたことがあるあなたに、どうしたら薄っぺらい人間から抜け出せるかをご紹介します。
この記事は、
「オマエって、本当に軽いな。」
「◯◯さん、浅いよ。」
「もっと芯のある男になれよ!薄っぺらいよ」
こんなことを過去に言われた事がある方に向けた記事です。
この記事を最後まで読んでもらえば、小手先のテクニックで芯のある人間に見せる方法ではなく、本当の意味で“芯のある人間”になる方法が分かります。
「薄っぺらい人間」から抜け出す2つの方法|結論
結論からお伝えします。
薄っぺらい人間から抜け出す方法は、
②何か一つの事をやり切る経験をする
この2つが、最も効果があり、現実的な方法です。
わたしは、10代後半〜20代に「軽い人間」と言われ続けてきました。
友達、先生、会社の上司、お客さんなど、いま思い出すだけでも10人以上の方の顔がパッと思い浮かびます。
20代半ばまでのわたしは、「軽い人間=陽気で楽しい人間」と勘違いをしていて、あまり気にしていませんでした。
しかし、20代後半になると、「軽い人間=信用・説得力が低い人間」だとわかってきました。
それは、ビジネスにおいて大きく影響のすることで、特にわたしは営業マンだったので、信用できない営業マンから商品を買ってくれるお客さんはいません。
なので、改善が必要なことであると理解していきました。
さらに30代になると、「軽い」ではなく、「浅い」という表現に変わりました。
これは直接的に言われた訳ではないのですが、浅いという表現はグサッときました。
薄っぺらい人間になってしまう理由
これはわたしの経験談でお話します。
わたしは、10代の頃から30代前半まで、ツライことから逃げてしまう“逃げ癖”を持った人間でした。
高校が嫌になり休学して、更に復学しづらくなって転校しました。
また、社会人になってからはブラック企業に入り、一年で耐え切れず転職した経験もあります。
そうやってツライ事から逃げるために、いつも言い訳をして誤魔化して、その場しのぎで生きてきました。
そうすると、いつも浅く、薄い時間を過ごす人間になっていきます。
この行動が、わたしを「薄っぺらい人間」へと育ててしまったのです。
偏った知識では無く広い知識を持つことが良い
では、薄っぺらい人間を抜け出す方法の一つ目についてお話します。
わたしは、自分が知らないことを知ることができる読書が好きです。
しかし以前の私は、どうしても選ぶ本、読む本というのは、自分の好みや自分のビジネスと関係のある本ばかりに偏っていました。
たとえば、営業やマーケティング、スモールビジネスについての本ばかりが大量に集まっていく感じです。
このことが悪いわけではないのですが、読書で大切なことの一つには、
「自分の世界観、視野を広げていく」ことがあります。
しかし、自分が好きな本ばかり読んでいると、どうしても世界観が偏っていってしまうのです。
このことに気付いてから、一見わたしとは関係のない本や、あまり興味が湧かないような本でも意識的に読むようにしていきました。
そうすることで、自分の世界観が広がっていくのです。
世界観を広げていく上で大事なことが、いまあなたの頭の中にある知識と、新しく取り入れた知識を紐づけていくことです。
知識はインプットすればするだけ、情報が頭の中で結びついていくので、一つの情報が入ると、既知の情報と結びつき、新しい情報となっていきます。
そうすることで、あなたは一つの情報を色々な角度から見ることが出来るようになります。
これで、発言に重みや面白みが出てくるのです。
何か一つの事をやり切る経験をする
もう一つの薄っぺらい人間を抜け出す方法をお話します。
一つ目の方法よりは、私はこちらの方法の方が、より効果は大きいと思います。
この方法はシンプルです。
何か一つで良いので、自分が納得するまでやり切る体験をしてみてください。
やり切った結果が、成功でも失敗でもどちらでも良いです。
もちろん成功した方が、自信には繋がりますが、薄っぺらい人間を抜け出すという事を考えると、むしろ失敗した方が、人間的には厚みが出ます。
失敗しても失敗しても諦めずに、何度でも成功するまでチャレンジをする。
この経験があると、自分自身の気持ちに打ち勝ち、自分自身を乗り越えることができる人間になります。
自分の最大の敵は自分です。
自分に勝つことができれば、人間としても厚みは増していきます。
いますぐなにをすれば良いのか?
大切なのは、まずはすぐに行動してみることです。
①偏った知識では無く広い知識を持つ
たとえば、Amazonの書籍ランキングを見て、一番興味の無い本を読んでみるのはいかがでしょうか。
私はこの方法をやったときに、一番興味の無かった本は、政治に関する本でした。
読み始めたときは読み進めるのが苦しかったのですが、お客さんと商談をしているときにちょうど政治の話になり、
自論を語ることは当然できなかったのですが、お客さんに質問をすることが出来ました。
②何か一つの事をやり切る経験をする
これは、いまあなたが携わっている業務を、ただ作業としてやるのではなく、自分なりにどうすればもっと良くなるかを、とことん考えてやり切ってみるのはいかがでしょうか。
たとえばあなたが営業マンだとしたら、どうしたら売上目標を達成できるのか、どうすれば先月の120%を達成できるのか考え、その考えた方法をやり切ってみる。
あなたが新規事業企画者なら、あなたが考えた事業計画を、あなたが考えたサービスを信じて、事業が成功するまで本気でやり切ってみる。
考え方はシンプルですが、やり切るまでには辛いことがたくさん起こりますが、やりきったあなたは、間違いなく薄っぺらない人間から脱出しています。
まとめ
今回の記事は、どうしたら薄っぺらい人間から抜け出せるかについてお話をしてきました。
「軽っ!」、「薄っ!」、「浅っ!」、「説得力0!」
もしあなたがこのようなことを言われて悩んでいるとしたら、今回の記事を参考にしていただけたら嬉しいです。
10年以上薄っぺらい人間と言われてきた私ですが、いまはそのようなことを言われることはなくなりました。
もしかしたら思っている人もいるかもしれませんが、ビジネスにおいては、お客さんとの関係も出来、事業の立ち上げも順調に進めています。
今回の私の経験が、小さなことでも、何かあなたの人生のお役に立てましたら幸せです。
それでは今回はここまでとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。