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・従来型のマーケティングとデジタルマーケティングって何が違うのか
・デジタルマーケティングを学べる教材が知りたい
デジタルマーケティングってよく聞くけど、マーケティングと何が違うのと悩んでいませんか?
今回の記事では、デジタルマーケティングとマーケティングの違いについて紹介するとともに、デジタルマーケケティングを学ぶ教材も紹介しています。
記事を読み終えると、デジタルマーケティングがマーケティングから何が進化したのかがわかります。
それでは内容に入っていきましょう。
デジタルマーケティングを初めて勉強するならマーケティングとの違いから学ぶ
今回は、デジタルマーケティングの勉強をこれからやっていくにあたり、基本概念を学ぶのに大変参考になる、著書「デジタルマーケティングの教科書」に基づいて紹介していきます。
同書は、デジタルマーケティングが従来型マーケティングに比べてどのように進化したのかを中心に書かれています。
ここで一つポイントなのが、デジタルマーケティングを理解する上で従来型マーケティングの知識は必須です。
なので、マーケティングをまだ勉強されていない方は、必ずマーケティングの勉強を先にされることをおすすめします。
もし、マーケティングの本を持っていない方は、本書の中でもマーケティング基礎について説明されていますのでそちらの内容でも十分です。
デジタルマーケティングの定義
それでは、デジタルマーケティングについて紹介していきます。
あなたは、この質問になんと答えるでしょうか?
デジタルマーケティングとはなにか?
インターネットで調べてみると、色々な回答が出てきて何が正しいのかわからなくなってしまいます。
私が勉強を始めた当初は、「デジタル媒体やデジタルデータを使ってマーケティング施策を実施すること」と、ぼんやりしたことしか分かりませんでした。
しかし同書では、デジタルマーケティングの定義をハッキリと記してくれていますので紹介します。
デジタルマーケティングとは、
データドリブンでターゲット消費者へ製品やサービスを認知させ、消費者の購買前行動データに基づいて興味・関心・欲求を醸成し、購買データを取得する。購買データと購買後の消費者の評価データをもとに製品開発、サービス開発への示唆を得る。これらのデータを、ECチャネルとリアル店舗から取得し、同時に、消費者に最適な購買体験を提供する、一連の活動をいう。これらの活動の目標は、消費者との関係性を深め、最終的に消費者のエージェント(代理人)になることである。
ここまで具体的にハッキリと定義をしてくれている情報はそれまで見たことがありませんでした。
私もよく質問されるのですが、「デジタルマーケティングとマーケティングの違いがよくわからない」という疑問には、以下の図を使って分類してくれています。
デジタルマーケティングは従来型マーケティングを包含し、上書き(進化)した関係です。
従来型マーケティングは、デジタルマーケティングの基礎であり土台です。
そのため、デジタルマーケティングを理解する上で従来型のマーケティングを理解することは必須なのです。
従来型マーケティングからデジタルマーケティングへの進化
上記の図でご紹介したように、従来型マーケティングとデジタルマーケティングを比較すると、範囲が大きく変っていることがわかると思います。
デジタルマーケティングは、従来型マーケティングから5つの領域を進化させることで実現が可能になります。
その5つの領域とは、
・環境分析
・消費者理解
・セグメンテーション
・チャネル
・プロモーション
です。
この5つの領域を、従来型マーケティングの『マーケティング戦略立案プロセス』と比較すると、このようになります。(↓)
マーケティング戦略立案プロセスには4つあり、デジタルマーケティングと従来型マーケティングを比較した時に、「1、環境分析」と「2、戦略立案」に中で5つの進化が起こりますが、どのような進化なのかを図式化しましたので、違いをご確認ください。
進化①、進化②【環境分析の進化】
進化③【セグメンテーションの進化】
進化④【販路の進化】
進化⑤【プロモーションの進化】
以上5つの進化により、従来型マーケティングからデジタルマーケティングになりますので、まずはこの5つの進化を理解することから始めてみてください。
まとめ
今回は、デジタルマーケティングと従来型マーケティングの違いについてご紹介してきました。
最後にポイントを整理しておきましょう。
“データドリブンでターゲット消費者へ製品やサービスを認知させ、消費者の購買前行動データに基づいて興味・関心・欲求を醸成し、購買データを取得する。購買データと購買後の消費者の評価データをもとに製品開発、サービス開発への示唆を得る。これらのデータを、ECチャネルとリアル店舗から取得し、同時に、消費者に最適な購買体験を提供する、一連の活動をいう。これらの活動の目標は、消費者との関係性を深め、最終的に消費者のエージェント(代理人)になることである。”
・デジタルマーケティングは従来型マーケティングを包含して上書き(進化)した関係
・従来型マーケティングは、デジタルマーケティングの基礎であり土台
・デジタルマーケティングは従来型マーケティングから5つの領域を進化させる
■5つの領域
1、環境分析
2、消費者理解
3、セグメンテーション
4、チャネル
5、プロモーション
【補足】デジタルマーケティングの勉強教材
私が実際にデジタルマーケティングに関する勉強をしてきた教材をご紹介します。
他の記事でもデジタルマーケティング関する勉強教材をご紹介していますが、割と本とWEBサイトの勉強教材が中心かと思いますので、それ以外に特に役に立った教材を紹介します。
紹介する教材は、宣伝会議さんがやっている講座です。
有料講座ですが、他講座と比べてもリーズナブルだと思います。
株式会社宣伝会議
講座サイト:https://www.sendenkaigi.com/
宣伝会議さんの講座が最も実践的で、講師の方も現場の第一線でデジタルマーケティングに取り組まれている方々ばかりなので、講座内容も具体的な事例なども話してくれますのでおすすめです。
あと、マーケティング関連の講座はかなりジャンルが細かく分類されているので、あなたの課題にあった講座がきっと見つかるはずです。
講座はワークショップが多いので、研修を受けに来られている人同士で仲良くなれます。
私は人見知りなのではじめは緊張していましたが、同じような悩みを持っている人たちなので、直ぐに仲良くなれます。
私が受講した中で、デジタルマーケティングの基礎を学ぶのにおすすめしたい講座を2つご紹介して今回の記事は終わりにしたいと思います。
どちらの講座も週一回の講座を3か月間行うものです。
「マーケティングとは」「デジタルマーケティングとは」という基本を一日かけて教えてくれる日もあれば、カスタマージャーニーを実際に作ってみて、各班にプレゼンをさせるような本格的な講座もあります。
この講座を受講すれば、デジタルマーケティングの基礎知識はバッチリだと思います。
また、もしあなたがデジタルマーケティングご担当者であれば、業務上の課題点について講師に相談ができるのでお得だと思います。
第一線で活躍されている講師のデジタルマーケティング施策を聞けるチャンスです。
無料体験講座もやっているので、この一回だけでもかなりの情報が収集できると思います。
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