新しいアイディアが思いつかないと悩んでいる人
やりたいことが見つからないと悩んでいる人
今回の記事は、このような悩みを持っている人のために、その他大勢から抜け出す人と抜け出せない人のたった一つの違いについてお話していきます。
この記事を最後まで読んで、たった一つの違いを手に入れ実行していけば、明日からあなたの考え方・行動が変わっていき、大勢から抜け出して、突き抜けた存在になれる日がぐっと近くなると思いますので、ぜひお役立てください。
それでは、内容に入っていきましょう!
その他大勢から抜け出す
私は20代の頃、世の中に存在するサラリーマン群の中から、1日でも早く抜け出したいと思っていました。当時の私が考えていた「抜け出す」とは、他人と比較した時に、“誰にも負けない強みを持つ”ということでした。
20代の頃の私は、周りより秀でた才能なんて一つもなく、会社から言われた仕事をこなすことにただただ必死な毎日でした。そういった時期に、自分と同じ年齢、何なら自分より若い人が、「起業して上場した」や「アメリカのMBAスクールを卒業した」などといった活躍をして、強固な強みを作っていく姿を見て、自分との差に焦りを感じていました。
その時の私の心の中では、
「同じ年齢で上場なんて凄いな。でも自分は起業すること自体がハードル高い。いきなり起業なんて無理だろうな。」
「海外でMBAを取るなんて凄い。でも自分は英語が話せないから、英語の授業や教科書を読んだり、大量の宿題を毎日徹夜してこなすなんて、無理だろうな」
といった会話を心の中でしていました。
「大勢の中から抜け出せる人」と「抜け出せない人」の違い
私は同い年の人が活躍している姿に憧れ、自分もそうなりたいと思っているものの、行動を起こさず、「自分には無理だろうな」と諦めていました。「起業して上場」とか、「海外でMBA」とか、“いまの自分の実力”と”目指す自分”の差があまりにも大きく感じ、絶対に無理だと拗ねただけで、何もしませんでした。
このマインドが、「大勢の中から抜け出せる人」と「抜け出せない人」の違いなのです。それは、「出来ない理由から考える」か、「出来る理由から考えるか」の違いです。
当然ですが、「出来ない理由から考える人=抜け出せない人」、「出来る理由から考える人=抜けさせる人」です。抜け出すためには、最低限の能力は必要ですが、「能力の差ではなく、意識の差」が、抜け出せる人と抜け出せない人を大きく分けています。
成功者たちの名言
このように、過去の成功者たちは、意識の差が重要であることを言葉に残しています。また最近何かと話題の、株式会社スタートトゥデイの前澤友作(まえざわ ゆうさく)さんは、このようにも言っています。
つまり、能力の差ではなく、意識の差が、抜け出せる人と抜け出せない人を大きく分けるということを表しています。
為せば成る、為さねば成らぬ何事も
私が好きな言葉です。江戸時代後期、米沢藩主の上杉鷹山が家臣に教訓として詠み与えました。
【読み】 なせばなる、なさねばならぬなにごとも
【意味】 為せば成る為さねば成らぬ何事もとは、できそうもないことでも、その気になってやり通せばできるということ。出典:故事ことわざ辞典
この言葉は、私の社会人として初めての上司が、事あるごとにこの言葉を言ってくれていました。
- 今月の売上目標が厳しい時
- お客様からクレームが入ってきた時
- 少しハードルの高い提案をする時
ちょっと怖気付いてしまいそうなときに、突然大きな声でこの言葉を言ってくれます。
「なせばぁ〜なるっ、なさねばぁ〜ならぬ、な〜にぃ〜ごとも!」だぞ!と。
あの頃から10年以上月日が流れていますが、今でも怖気付いてしまいそうなときは、頭の中でこの言葉が浮かんでくる時があります。
今すぐ何をすれば良いか
- 「できない理由から考える」のは、今この時点から止めてみましょう。
- 私たちが明日から毎日過ごしていく中で、全てのことは「できる!」という前提に立ちましょう。
- そして、ハードルの高い新しいことチャレンジする時に、私たちの心の中に現れる「出来ないかもしれない」という、自分で自分の限界を決めることをやめましょう。
まとめ
今回の記事では、その他大勢から抜け出す人と抜け出せない人のたった一つの違いについてお話をしてきましたが、やるべきことは非常にシンプルです。
実践しても、直ぐには身につくものではないかもしれません。しかし、いつでも「自分ができる」と長期的に思っていくことで、できない理由を考えなくなり、できる理由を常に考えていけるようになりますので、一緒に勉強していけたらと思っています。
それでは今回はここまでとします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。