ネガティブ思考(マイナス思考)を改善して継続力を手に入れる方法

回の記事は、「生きていれば必ず訪れるネガティブ思考を改善して、継続力を手に入れる方法」について書いていきます。

今回のお悩み
「今の現状を変えたいけど行動できない自分に幻滅してイライラする」

「やらなければ何も変化は起きないのになぜだか行動に移せない…」

「自分でやると決めたことをできないダメな人間」

こんなお悩みを解決します。

ネガティブ思考の恐ろしいところは、ネガティブ思考にネガティブ思考を上塗りして、泥沼にはまっていくことです。

泥沼にはまってしまうと、ネガティブ思考になった原因以外のことに対してもネガティブになってしまいます。

つまり、何もかも嫌になる状態です。

そんな経験をして、ネガティブ思考を改善したいと思っている方は、ぜひ最後まで読んでください。

それでは内容に入って行きましょう!

目次

ネガティブ思考(マイナス思考)を改善して継続力を手に入れる方法

では早速、ネガティブ思考を改善する方法をお話していきましょう。

1、熱くならない。ゆるりとやりましょう。

ネガティブ思考の改善方法に関する記事や書籍を読むと、こんな事が書いてあります。

・強い意志をもってタスクを後回しにしない

・過去にとらわれず「今この瞬間」に集中する

・環境を変えて思考を良い方向に自分自身で整える

 

読んだ時に思うのは、「いや、それができないから困ってるんだけど、、、。」です。

強い意志があって、いまに集中して、自分を良い方向に持っていこうとする意思があれば、もはやネガティブモードじゃないですよね。

ネガティブモードにならないためにやる事の一つ目は、「熱くならず、ゆるりと、冷静に」ということです。

なぜか?

それは、人は感情の起伏が大きいと疲れるからです。

たとえば、あなたが副業としてブログを始めたとします。

「これで多くの人の困り事を解決するぞ!」
「不労所得の生活を手に入れるぞ!」
「絶対に成功させるぞ!」

など、始めた当初は誰もが気合いが入っていて、モチベーションが高いと思います。

このモチベーションの高い状態で、もし何かで失敗してしまった場合、あなたの感情は高い状態から、低い状態まで急降下します。

でもあなたは副業を成功させて不労所得を手に入れたいので、その失敗を取り戻すべく、また頑張ります。

すると、今度は感情が低い状態から高い状態へ上昇します。

しかし、副業のこと以外にも、家族や会社の人間関係など、さまざまな問題があなたには訪れます。また感情が低い状態になります。

人間の感情は、この上げ下げの繰り返しなんですよね。

感情の上下がなく一定にできれば、ネガティブ思考とかポジティブ思考なんてものはありませんからね。

感情の起伏がエネルギーを使う

人間以外で例えるなら、

例えば、車が一番ガソリンを消費するのは、停止している状態から動き出す部分ですよね。

パソコンやエアコンなどの家電製品も、電源OFFから電源ONにするときが一番エネルギーを使います。

低い状態から高い状態になるときなど、止まっている状態から動き出す時に一番エネルギーを使うということなんです。

これは人間も同じです。

ただ、人間でいる以上、感情の起伏があることは仕方のないことです。

では、どうすれば良いのか?

ベースの感情を下げて、感情の起伏の高さを少なくするということです。

つまり、モチベーションを高く持たないということです。これが一番継続するには良いです。

下降してしまう気持ちは仕方ありません。

失敗は誰でもしますし、嫌なことは必ず起こります。

なので、下降幅を少なくして、エネルギー消費量を少なくしましょう。

2、ネガティブ思考は良い機会です。

次に、ネガティブモードになってしまった時の考え方についてお話しします。

世間では、ネガティブ思考はどちらかというと良くないとされています。

でも、本当に良くないことだけでしょうか。

ネガティブモードになって、行動が全て止まって諦めてしまったり、批判ばかりして周りのエネルギー奪い取ってしまうパターンは良くないです。

しかし、大抵の場合は、そんなに周りに迷惑を掛けるようなことはないと思います。

自分が決めた目標を達成できず、自分自身を責めるパターンだと思います。

こういったときは、気持ちをひと休みすれば良いのではないでしょうか。

だって、心が疲れているんですから。

心のエネルギーがスッカラカンになってるんですから、エネルギーチャージをしませんか?

そして、焦らずにエネルギーが満タンになったら、また再スタートしましょう。

どんなタイミングでも、再スタートできれば素晴らしいですよ!

「止まって・休んで・チャージして・再スタートすれば良い」

これで大丈夫です。

3、感情と自分を切り離しましょう。

この考え方は、一番おすすめです。

でも、慣れるまで少し難しいかもしれません。

たとえば営業マンの場合、

毎日10件新規顧客獲得のために電話営業をすると決めていた場合、ネガティブモードになったとしても、それをやってみるということです。

「なんだよ結局やらなきゃいけないのかよ!」と思われたかもしれませんが、取り組み方に少しコツがあります。

ポジティブモードのときは、

「よし、今日も10件かならず電話するぞ!そして、契約取るために頑張るぞ!」と思うでしょう。

ネガティブモードのときに、この気持ちを持つのは絶対に無理です。

ネガティブモードのときは、こう思いましょう。

「うーん、気分乗らない。面倒くさい。どうせやっても契約取れないし、、、もうどうでも良いや。成果なんか出なくて良いからテキトーにやろう。今日は一件でいいや。」

一件やったらもう休みましょう。

次の日も同じで良いです。その次の日も同じで良いです。

契約取るとか、実績あげるとか、出世するとか、成長するとか、そういう感情はぜんぶ捨てて、ただひたすら「一件だけ」を続けてみてください。

なぜか?

これは、ネガティブモードからナチュラルモードになったときに、またネガティブモードに戻らないためなんです。

冒頭に書きましたが、我々人間は、ネガティブ思考にネガティブ思考を重ねて、泥沼にはまっていってしまうからです。

どういうことかと言うと、あなたにもこういった似たような経験がありませんか?

ちょっと想像してみてください。

【先程の営業の場合】
ネガティブモードになった営業マンのあなたが、月末に近づくにつれて、エネルギーチャージが出来てきて、ナチュラルモードに戻ったとします。

あなたは、同僚が毎日10件の電話を継続していたことを知りました。

折角ナチュラルモードに戻ったのに、毎日継続していた同僚の姿を見て、あなたは、こんなことを思ってしまいませんか?

「あぁ、自分は何もできていない。継続もできないなんて弱い人間だなぁ。」

こうして他人と比較して、決めたことができていない自分を責めて、またネガティブに入ってしまいそうですよね。

そのときに、この「1件はやり続けた」をいう事実が大きく影響してきます。

あなたは、①と②どちらの方が感情の下降が少ないでしょうか。

どちらでしょう?

①ネガティブモードに入ってから何もやっていなかったケース

②ネガティブモードに入ってから一件だけかもしれないけど継続していたケース 

おそらく①ですよね。

ネガティブモードになったときは、こんな先のことどうでも良くなっているケースが大半です。

しかし、ナチュラルモードに戻るとほぼ間違いなく、「あぁ、やっておけば良かった。」「また続けられなかった」と後悔することが多いと思います。

そのため、深いネガティブモードに入って行かないためにも、「感情と自分を切り離して作業を淡々とやる」というこをおすすめしています。

中間まとめ

ここまで長くなってしまったので、一回まとめます。

中間まとめ

  • ネガティブ思考にネガティブ思考を上塗りして、泥沼にはまっていくことです。
  • ナチュラルモードを保つには、「熱くならず、ゆるりと、冷静に」が大事
  • ネガティブ思考は悪いことばかりではない。
  • 「止まって・休んで・チャージして・再スタートすれば良い」
  • 深いネガティブモードにならないために「感情と自分を切り離して作業を淡々とやる」

 

後半は、

  • ネガティブ思考になる原因
  • ネガティブモードになりにくくなった実践法

をご紹介して今回の記事を終わりにします。

ネガティブ思考になる原因

結論から言うと、ネガティブ思考になるのは、

ネガティブ思考は人間の脳にとってメリットが大きいからです。

説明します。

例えば、心では、「契約を取ってお金を稼がなきゃ」と考えているはずなのに、

どうしても、

・テレビを見てしまう
・スマホゲームしてしまう
・YouTubeに釣られてしまう
・ついついSNSに時間を取られる
・お酒を飲んでしまう
・寝てしまう
・サボってしまう
..etc

といった行動をしてしまいます。

なぜなら、上にあげた行動のほうが、私たちの脳にとってはメリットが大きいからです。

わたし達人間の脳は、楽をしたいし、刺激が欲しいのです。

そのため、どんどん楽な方に流されていき、自分がやると決めていた行動が出来なくなり、自分を責めていき、ネガティブモードになっていくという仕組みなんです。

文字で書くとシンプルですが、この仕組みを壊すのが大変ですよね。

この仕組みを壊すために、「強い意志」や「行動力」が必要となるんです。

この仕組みがわかったところで、「仕組みはわかったから、じゃあ今後に役立つ何か良い方法ないの?」と言われそうなので、わたしがポジティブ思考になるために試してきたなかで、一番効果が高かった方法をご紹介します。

ネガティブモードになりにくくなった具体的方法

その方法は、「アファメーション」という方法です。

最初にお伝えしておきますが、この方法は、初めの3日間は「強い意志」が必要です。

ただ、三日坊主という言葉があるように、ひとは誰でも3日間は強い意志を持てるようになっているようなので、あなたにも必ずできると思います。

ファメーションとは?

「脳にイメージさせる自己宣言」のことです。

やり方は簡単です。

アファメーション

①実現したいことをノートに書く

②毎朝声に出して読む(ベストは起きて直ぐ) 

これだけです。

①実現したいことをノートに書く

あなたが実現したいことをノートに書きます。あなたが継続力を手に入れたいなら、

・わたしは毎日xxを続けている

収入を増やしたいのであれば、

・わたしは収入がどんどん増えている

と書きます。

②毎朝声に出して読む

そして、毎朝それを声に出して読みます。

ここで重要なのが、書いてあることを読むときに、出来るだけ鮮明に、そのことが実現したことをイメージをしてください。

出来るだけ鮮明にです。これが最も重要です。

もちろん毎朝読むだけでもかなり効果は大きいと思いますが、より効果を早く実感されたい方は、イメージすることを意識してください。

出来るだけ鮮明にイメージできると、何かしら身体に影響が出てきます。

鼓動が早くなる、手に汗握る、身体がムズムズしてくるなどです。

私の場合は、胸の奥が熱くなり鼓動が早くなって、ニヤニヤしてしまいます。

このイメージを毎朝脳に擦り込んでいくと、楽をしたいと思う脳に、このイメージが勝ち、ネガティブ思考の負のスパイラルにハマりにくくなっていきます。

テレビを見るより、稼ぎたいんです。

稼ぎたいから毎日続けると決めたことをやって、YouTubeに釣られないんです。

このアファメーションを初めて聞いた時は、正直に言って、「なんか、うさんくさい。」と思いました。

だって、イメージして言葉に出すだけで夢が叶うなら、こんな楽なことないじゃないですか!

でも、アファメーションの効果は、そこじゃなくて、イメージして言葉に出すと、脳がそのことを第一優先に考えてくれて、脳の第一優先の「楽をしたい」と入れ替わるんです。

そうすると、夢を叶えるための行動ができ、それを続けることができるんです。

続けることが出来れば、スキルや経験値があがって、夢にどんどん近づいて行くんです。

アファメーションは、行動を継続するために最も重要な感情をコントロールしてくれるんですね。

これは、実際にやってみて、肌で感じました。

信じるか信じないかはあなた次第の世界になってしまいますが、わたしはやって良かったと思っています。

いままでの自分を変えたいと思っているならば、いままでと違うことをやってみることは効果的です。

いますぐ何をすれば良いか?

【いまネガティブモードの場合】

まずは、一旦休んで、ナチュラルモードに戻るのを待ちましょう。

わたしがネガティブモードに入ったときは、好きな音楽を聴いたり、読書します。

こんな本もありますので、もし読まれたことがない方は読んでみて下さい。

あるあるのことが多くて、割と気持ちが軽くなります。

 

【いまナチュラルモードの場合】

ぜひナチュラルなままでいてください。

そして、ぜひアファメーションをやってみてください。

1〜2週間続ければ、脳の変化にきっと気付くと思います。

コツは、習慣化させることです。

 

【いまポジティブモードの場合】

ポジティブな状態はとても良いことです。

その気持ちが継続できれば最高ですね。

でも、一生懸命そのままというのは難しいです。

なので、ポジティブな気持ちは持ちながら、いったん冷静になりましょう。

「よーし、絶対達成してやるぞー!目標達成するまで1日も休まずにやってやるんだ。絶対に私は変わるんだ!!!」みたいな熱さは取りましょう。

このように、感情をコントロールできるようになると、人生楽しくなりますよね。

まとめ

今回の記事は、「生きていれば必ず訪れるネガティブ思考を改善して、継続力を手に入れる方法」についてご紹介してきました。

まとめ

  • ネガティブ思考にネガティブ思考を上塗りして、泥沼にはまっていくことです。
  • ナチュラルモードを保つには、「熱くならず、ゆるりと、冷静に」が大事
  • ネガティブ思考は悪いことばかりではない。
  • 「止まって・休んで・チャージして・再スタートすれば良い」
  • 深いネガティブモードにならないために「感情と自分を切り離して作業を淡々とやる」
  • ネガティブ思考は人間の脳にとってメリットが大きい
  • 人間の脳は、楽をしたいし、刺激が欲しい
  • ネガティブモードになりにくくなるアファメーション
  • アファメーションとは「脳にイメージさせる自己宣言」のこと
  • アファメーションの方法はシンプル
    ①実現したいことをノートに書く
    ②毎朝声に出して読む(ベストは起きて直ぐ)

 

わたしはこの記事を、会社への行き帰りの電車の中で書いています。

サラリーマンの方ならご経験あると思いますが、通勤電車の中って、イライラすること多くないでしょうか。

イライラはネガティブモードに誘い込む天敵です。

イライラするのは人間だから仕方のないことなので、こんな工夫をしています。

感情コントロール

  • 15分ほど余裕を持って家を出る
  • 眉間の力を抜く
  • 口角を上げる
  • 後ろの方の車両に乗る(気持ち空いてる気がするので)
  • 携帯で作業ができるようにする
  • 好きな音楽を聴く(いまは「島唄」が流れてます。沖縄の空気を感じるとリラックスしますね。)

 

会社員以外の仕事を持つことで初めて気付けたのですが、生きて行く上で、「時間」と「感情(マインド)」が全てにおいて重要であることを理解できました。

今回の記事が、小さなことでも、何かあなたの人生のお役に立てましたら幸せです。

それでは今回はここまでとさせていただきます。

最後まで読んでいただきありがとうございました。



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