新規事業立ち上げはアイデアマンだけでは絶対に立ち上がらない

今回のお悩み
・新規事業がうまく立ち上がらない

・新規事業アイデアは面白いはずなのに…

・新規事業にはどんな人材が必要なんだろう

新規事業のアイデア自体は面白いと評価されているのに、事業が立ち上がっていかないと悩んでいませんか?

実は、この記事で紹介する『ある人材』をチームにいれることで新規事業立ち上げの確率をグッとあげることができます。

なぜなら、私が支援している企業の例をみても、この人材がチームに加わることで新規事業立ち上げのサイクルが一気に加速する例をいくつも見てきました。

この記事では、チームに加えるべき人材と、その人材の役割についてご紹介していきます。

記事を読み終えると、新記事業の立ち上げ成功に向けて一歩近づけるようになります。

それでは内容に入っていきましょう!

目次

新規事業立ち上げはアイデアマンだけでは絶対に立ち上がらない

今回の結論

結論からお伝えします。

新規事業立ち上げには、アイデアマン(ビジネスアイデアを生み出す人)以外に必要な人材がいます。

それは、ストラテジスト(ビジネスアイデアを育てる人)です。

ストラテジストは、アイデアマンが生み出したビジネスアイデアを育てていくための戦略をかんがえる役割を持ちます。

たとえば、

  • ビジネスアイデアの評価基準をつくる
  • 競合との差別化ポイントを考える
  • 販促計画をつくる

など、ビジネスアイデアがどのようになれば市場に受け入れてもらえるのかを考えていくのです。

では、ストラテジストが新規事業立ち上げに必要なのかをご紹介していきます。

なぜストラテジストが必要なのか?

得意・不得意をわける

新規事業立ち上げにストラテジストが必要な理由は、『アイデアマンは「0.5→1」が苦手だから』です。

別の記事で紹介をしていますが、新規事業立ち上げのためのプロセスはこのようになっています。

新規事業立ち上げに必要な10のプロセス

新規事業立ち上げプロセス

アイデアマンはプロセス4まで(0→0.5という表現)のアイデアを生み出すところまでが好きであり、得意なのです。

しかし、プロセス6以降を苦手とするアイデアマンが多いイメージがあります。

エンジニアと開発を行ったり、お客様を訪問してヒアリングするなどの営業が必要になってくるので、その辺りが苦手なようです。

しかし当然ですが、新規事業はすべてのプロセスを完了させないと立ちがりません。

そういったときに、プロセス6以降(0.5→1)のアイデアの具体化が得意なストラテジストが必要になってくるのです。

わたしがこれまで支援してきた企業のなかで、ストラテジストがいない新規事業は立ち上げに苦労しています。

いまの日本企業は、新規事業に対してあまり積極的ではないので、新規事業も限られたリソースでやらなければなりません。

「ストラテジストなんて、そんなことできる人材はうちの会社にはいない!」と仰る人もいます。

そのため実現場では新規事業アイデアを考えた本人すべてをこなしています。

事業戦略を決め、マーケティング、営業、開発管理、契約処理、アフターフォローをすべて一人でこなさなければいけないのが現実なのです。

しかし、一人ですべてをこなせる程、新規事業は簡単なものではありませんよね。

新規事業こそ組織的に動いていく必要があります。

しかし実際は、儲かり始めないと組織は動いてくれません。

(儲かるという考え方が新規事業には合わないのですが、今回はその話は置いておきますね。)

既存の事業をしっかり守りながらも、新しい事業を生み出すことに積極的な日本企業が増えていったら良いのにと常々思います。

そんな現実はありながらも、新規事業を立ち上げるためにストラテジストのリソースを確保することは必須です。

ぜひ組織を説得していきましょう。

つぎに、ストラテジストの役割についてご紹介します。

ストラテジストの役割

仕組みづくりが重要

ここからは、ストラテジストは何をやるのかを整理していきましょう。

ストラテジストの役割を一言でいうと、『アイデアマンのビジネスアイデアを事業として立ち上げるための具体的な仕組みづくりとアクションプランをつくる』ことです。

アクションプランとは「タスクとスケジュール」、仕組みづくりとは「具体的な方法と流れ」です。

アクションプランの重要性

新規事業を始めるときは新規事業ロードマップを必ずつくります。

新規事業でのロードマップの書き方とは?テンプレート例も公開

このロードマップを最短で進んでいくために何をしていくのかを具体的にしたのがアクションプランです。

新規事業に携わったことがある人にはわかりますが、新規事業は忙しいです。

想定外のことがたくさん訪れます。

ストラテジストは、その想定外のことをひとつずつクリアしていかなくてはいけません。

人は忙しくなると目の前のことを処理することに必死になり、はじめにつくった計画(アクションプラン)のことを忘れてしまいます。

そして、想定外のことを言い訳にしてアクションプランが想定通りに行かなくなります。

忙しさが落ち着いたころには取り返しのつかない遅れが発生していて、新たにアクションプランを作り直すことになります。

計画通りに進めていた上で改善点を反映させたアクションプランを再作成するならOKです。

しかし大抵の人は、「思ったより新規事業は想定外のことが多いな。次につくるスケジュールはすこし余裕をもたせよう」となってしまいます。

このような考え方でつくったアクションプランでは、競合から遅れをとってしまい新規事業立ち上げは難しいです。

計画する→忙しい→遅れる→再計画する→競合から遅れる→再計画する→忙しい→遅れる→再計画するといった負のスパイラルに陥らないようにしていきましょう。

仕組みづくりの重要性

新規事業において負のスパイラルに陥らないようにするためのものが「仕組み」です。

さきほど紹介した新規事業の10のプロセスにおいて、各プロセスにおける「必要情報と判断基準」を設定します。

必要情報とは「何を知らなければいけないのか」、判断基準とは「どの基準だったら次のプロセスに進んで良いのか」です。

新規事業立ち上げプロセス

たとえば、上の図にある『❶世の中の理不尽、不平不満不便なことを知る』だったら、必要情報は「ターゲット顧客の課題(悩み)」、判断基準は「20社へのヒアリング」などです。

『❺検討している企画を評価してもらう』だったら、必要情報は「ターゲットの評価」、判断基準は「5社以上の満足・不満足評価」などです。

アクションプランでつくったそれぞれのアクション毎に「必要情報」と「判断基準」を設けて、ストラテジストが管理していくことで、新規事業立ち上げサイクルがグッと早くなります。

ストラテジストをチームに入れる必要性がご理解いただけたと思います。

いますぐ何をすれば良いのか?

ストラテジストを連れてくる

ストラテジストの役割をチームにもうけましょう。

「ストラテジストなんて自社にはいない」という人もいると思います。

じつは、新規事業におけるストラテジストは誰でも役割を果たすことができます。

なぜならば、新規事業はこれまで世の中にないものや、自社で取り組んだことがないことをやるからです。

つまり、誰が取り組んでも初めてチャレンジすることになるのです。

今回ご紹介した役割を理解して、失敗と挑戦をくり返していける人であれば誰でも大丈夫です!

ぜひ早めにストラテジストを入れていきましょう。

まとめ

今回の記事のまとめ

今回は、新規事業立ち上げの確率をグッとストラテジストについてご紹介してきました。

新規事業立ち上げを成功させるためには、「考えて、計画して、挑戦して、失敗して」をひたすら繰り返すことが成功への最短ルートです。

今回の記事を「へー、そうなんだ」と終わらせずに、行動に変えていってください。

それでは最後に今回の記事をまとめて終わりにします。

まとめ
■新規事業立ち上げはアイデアマンだけでは絶対に立ち上がらない
・新規事業立ち上げには『ストラテジスト』が必要
・ストラテジストの役割はビジネスアイデアを育てるための戦略を考えること

■なぜストラテジストが必要なのか?
・アイデアマンは「0.5→1」が苦手だから
・ストラテジストは「0.5→1」のアイデアの具体化をする

■ストラテジストの役割
・具体的な仕組みづくりとアクションプランをつくること
・アクションプランとは「タスクとスケジュール」
・仕組みづくりとは「具体的な方法と流れ」
・「必要情報」と「判断基準」をストラテジストが管理していく

それでは今回はここまでとさせていただきます。

最後まで読んでいただいてありがとうございました。



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